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NARA

NARA というと、ボサノバ好きは、Nara Leao(ナラ・レオン) のことって思う方が多いかもしれませんが、先日観にいった映画は、アーティスト・Nara Yoshitomo (奈良美智)さんの映画でした。

(Nara Leao とRoberto Menescalのduoの映像も観たことありますが、こちらも、幼なじみの会話がそのまま音楽になったようなほんとに自然な愛に満ちた素敵な映像でした!)

今回のNARAは、きもかわいい作品群で一度はどこかでその絵を観た事あるのではないでしょうか。。。奈良美智さんのことです。

自分の部屋にはベッドの上に奈良さんのPup Kingという犬がいつも眠ってます。この犬は角度とか足の位置とかによって表情がかわります。顔は変わらないのに、ほんとに一分の隙もない姿。大好きな犬です。

”NARA:奈良美智との旅の記録”  は、アーティスト奈良さんの創作現場のリアルな風景を撮ったドキュメンタリー映画です。ライズXという座席数が35席くらいしかないスペイン坂の小さな映画館で観ました。

この映画は、ずっと一人で作り続けてきた、奈良さんが初めて誰かと一緒に作り上げたときに生まれたものです。2006年夏、奈良さんの故郷である弘前の古レンガ倉庫に一つの街が生まれました。クリエイティブユニットgrafと奈良さんとの夢のコラボが実現しました。奇跡の展覧会、AtoZの道のりを追ったドキュメンタリー映画です。弘前で行われたAtoZの展覧会に行こうと思いつつも行けなかったのが悔やまれていましたが、昨日この映画を観て、少しその空気に触れられた気分がして嬉しくなりました。でも、奈良さんの一挙一動見逃さないようにって、思い、映画館で緊張してしまいました。

奈良さんのやっぱり絵に向かう姿勢がとってもかっこよくて、マジックにかけられ、やられてしまいました。。。もう誰にも近寄れない時空にむかってました。ロックを聴きながら、タバコ、コーラを飲みながら、あの作品たちが生まれてくるのです。”孤独、疎外感が創作に向かわせる”っていう言葉にぐっときたし、”創作するという、ほんとうのことに理由はない” とか、 そして故郷である、弘前のことを愛している、その美しい言葉の響きにやられてしまいました。

誤解を恐れずに言うのなら、奈良さんは、どんな宗教家よりも宗教家みたいだ。俗世界にとらわれている自分を振り返りました。両親がアーティストで、両親から離れ、おばあさんに育てられた韓国人で7歳の女の子も言ってました。”奈良さんの作品は私に喜びを与えてくれる”って。

私は以前金子みすずさんの映画を観て、あまりの切なさに、具合が悪くなり、途中で映画館を出るという結果になったことがあり、そのことをちょっとだけ思い出してしまいました。奈良さんの映画にも孤独感、疎外感が創作の源にあるというのが感じられて、途中かなり胸が苦しくなったりもしました。(映画館の換気のせいかな??)しかし、後半、AtoZの創作仲間と弘前市内の山に登ってあそこがAtoZだって、奈良さんが言った時、そして皆で、山のてっぺんでおにぎりを食べている姿みて、とっても嬉しくなりました。前より絵に描いていたとんがった絵がかけないのは、いろんなひととかかわりをもてるようになったからだって、成長したのかもしれないとも言っていた。前に固執しないで、かわっていく奈良さん、進化続ける奈良さん、これからも奈良さんを見続けたい!

http://www.NARA-movie.jp  これは観てよかった。

品川の原美術館の2階の奥には、奈良さんのお部屋が確か常設されているはずです。あの場所に行くと脳がカラフルに生き返ります。また観にいきたくなってきました~。

Photo_7 Nara_dog

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