うた
日本映画の傑作とうたわれている作品ですが、黒澤明監督の、”生きる”という映画を観ました。 胃がん宣告を受けた勤続30年無欠勤の市役所勤めのお役人が、それを機に皮肉にも生きなおすというお話です。彼は残された時間を、役所に訪れる市民の願い(新しい公園を作ること)をかなえることに命を燃やしました。 物語りもさることながら、主人公が歌った歌、ゴンドラの唄という大正時代の歌に感動しました。 2回映画の中で歌います。 一回目は、死ぬのがわかった後、死ぬまえに何がしたいのかわからず、それまで一度も夜遊びをしたことがなかったのに、夜中に狂ったように繁華街に繰り出し、ダンスバー?みたいなところで、ピアノ伴奏で涙しながら歌うのです。
二回目は、願いかない、完成した公園のブランコに乗って夜中に歌うのです。 吉井豊 作詞 中山晋平 作曲1. いのち短し恋せよ乙女 紅き唇あせぬ間に 熱き血潮の冷えぬ間に 明日の月日はないものを 2. いのち短し恋せよ乙女 いざ年をとりてかの舟に いざ燃ゆる頬を君が頬に ここには誰も来ぬものを 3. いのち短し恋せよ乙女 黒髪のいろあせぬ間に 心のほのお消えぬ間に 今日はふたたび来ぬものを |
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