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エリス・ひばり・エディット。

6月24日は美空ひばりさんhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8Aの命日だったそうです。1989年にお亡くなりになってから19年の歳月が経ってますが、ひばりさんの歌は不滅です。

ブラジルの美空ひばりさんのような存在の大歌手、エリス・ヘジーナhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8Aの最近出たというライブのDVD映像を見て、またエリス熱再燃中です。エリスの最後は麻薬中毒。ひばりさんも無類のお酒好きだったということで、命をすり減らしたのかもしれません。エリスは36歳で亡くなった。。孤独の中で。

エリスのニックネームはハリケーン、もしくは唐辛子。気性は激しく、あらゆる感情がまるでハリケーンのようにうずまいていて、歌の一曲一曲にその感情を吐き出していたかのようです。晩年交流させていただいていた、エリスのバックで長年ベースを弾いていたルイザンに聞いたら、やっぱりとても気難しい人だったようです。

エリスのライブの映像で、Atras da porta (シコ・ブアルキ)の歌を歌っている。この歌は絶望的な ひどく悲しい歌。ほんとに絶望の中で歌って、泣きながら歌っている。そんなところは悲しい酒を歌う時のひばりさんと一緒だ。でも泣いて、泣き崩れて歌えないってことはなく、そのコントロールはすごい。

それから先日、周りの人から見るの薦められていたエディット・ピアフhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%95の生涯を描いた映画を見ました。

エディットの人生も歌のための人生としかいいようのないものを感じました。

ステージが一番の場所と時間、リアルな場所と時間。天才ゆえ、完璧主義者ゆえひどく孤独。

歌のうまさに感動するが、と同時に時々はりつめたテンションにちょっと息苦しさを感じる時もあったり。その人生とシンクロさせるとさらに苦しくなってしまうのは、私だけだろうか。。

そのエネルギー源はいったいなんだったのか?多くの人をその歌で救った歌手たち、、もうここにはいないけれど、ずっとその歌声は録音のなかでリピートし続けられる。映像の中でショウは続けられる。。

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