8月15日。平和。
毎年8月になると、ジルベルト・ジルとジョアン・ドナートが作った”A Paz 平和”が私の中でリピートします。爆弾が平和な日本をもたらしたって。平和な今があるのは、酷な無残な歴史があったことを、無念の中で散った命を忘れないようにしなくては。この曲はいつでも私にとっての追悼曲です。戦争の影響が他の国に比べ、ほとんどなかったというブラジル生まれのミュージシャンがこうして日本のことを歌う、平和を歌ってる。そして、同時に彼自身の体験、大好きな人との平和な愛のために戦ったって、歌ってます。そのように、ベースのLuizaoから聞きました。ジルは、ブラジルの文化大使でもある国民的ミュージシャン。9月に来日します。かわらぬブラジル音楽のリーダー。
平和を、終戦の日、あらためて訳して見ました。
祈平和。 合掌。
A Paz (Gilberto Gil&Joao Donato)
A paz invadiu meu coração
De repente, me encheu de pazComo se o vento de um tufão
Arrancasse meus pés do chão
Onde eu já não me enterro mais
A paz fez o mar da revolução
Invadir meu destino, a paz
Como aquela grande explosão
Um bomba sobre o Japão
Fez nascer um Japão da paz
Eu pensei em mim eu pensei em tiEu chorei por nós
Que contradição só a guerra faz
Nosso amor em pazEu vim, vim parar na beira do cais
Onde a estrada chegou ao fim
Onde o fim da tarde é lilás
Onde o mar arrebenta em mimO lamento de tantos ais
Aaiss.....
平和が私の心に押し寄せた。突然私は平和で満たされた。
けしてもう深く埋まることはない大地から、まるで台風の風に足をもぎ取られたかのよう。
平和が革命の海を作った。それは私の運命を襲った。
平和、、日本に落ちた爆弾があの大きな爆発とともに、平和な日本を生んだ。
私は自分のことを考え、君の事を考え、私たちのことを思って、泣いた。
なんて矛盾なんだろう。戦争だけが私たちの愛に平和をもたらしたなんて。
私は来た。波止場の瀬戸際に来た。
そこは道の最終地点。
夕暮れの最後はライラック色。
海が私の中で砕ける。
たくさんの嘆きが押し寄せて来る。.
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