灰の水曜日。
Rioのカーニヴァルも灰の水曜日でおしまい。
おわりのはじまりで、またあらたな一年がはじまる。
今日は水曜日の武蔵野倶楽部。
今日にもっともふさわしい歌、A Felicidadeを歌うぞお~。
Vinicius の真骨頂!のこの詩が泣かせる(´;ω;`)
A Felicidade 幸せ / Tom Jobim & Vinicius de Moraes
悲しみには終わりがなく、幸せには終わりがある。
幸せは羽のように風が空中に運んでゆく。
そんなに軽やかに飛びながら、命は短い。
風が休みなく吹き続けてくれなくては。
貧しい者の幸せは、カーニヴァルの大きな幻のようだ。
人々は夢のひと時のために、一年中働き、空想の仮装を作る。
王様、海賊、あるいは花園の娘。
でも、すべては灰の水曜日で終わり。
悲しみには終わりがなく、幸せには終わりがある。
幸せは花びらに宿る夜露のしずくのようなもの。
静かに輝き、そのあとに密かに震え、
愛の涙のようにこぼれてしまう。
私の幸せは愛しい恋人の瞳の中で夢見ている。
夜明けを探して、この夜は過ぎてゆく、過ぎてゆく。
お願いだから、小さな声で話しておくれ、
彼女が朝のように明るく目覚め、
愛のくちづけをくれるように。
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