先人にきく夏。
早くも暑中お見舞い申し上げます。
昨日おとといの回顧録をしてみます。
*6月22日(水)@吉祥寺・武蔵野倶楽部
シャーリーテンプルとフルーツ盛り合わせを頂いた。
シャーリーはアメリカの子役の名前。ザクロベースのカクテルらしい。
一日激暑で少々なえていたが、生き返りました。
赤シャツマスターは、ピアノを弾き、歌も歌い、焼うどんや野菜スティック、自家製ピザも作り、なおかつカクテルもいろいろ作り、身のこなしもテニスで鍛えていて軽やか。団塊の世代。
久々な曲&新しい曲大目な一日でした。
*Tarde em Itapoa イタプアンの午後 /トッキーニョ&ヴィニシウス
20代半ば、三上さんオーナーの時代の、四谷3丁目のイパネマでよく歌ってました。イタプアン海岸の砂は白。ハンモックにゆられのんびりと午後をすごす風景。トッキーニョとヴィニシウスのコンビ。実際にバイーア州のイタプアンにも行きました。お世話になった駐在の会社員のお宅の運転手さんに連れて行ってもらった。もう一度同じ風景をみてみたい。
*Eu e brisa 私と風 /ジョニー・アルフ
*Sereno セレーノ / 小野リサ
*Ela e Carioca 彼女はカリオカ /ジョビン&ヴィニシウス
*Gente Humilde 謙虚な人々 Garoto&シコ・ブアルキ
謙虚につつましい生活をしているひとたちを見ると祈りたくなると歌っている。
アンド
こないだの日曜に米田まりさん作詞、日本語のイパネマを伝授していただいたのをさっそくチャレンジ。
しかし、出だしの、
”背が高く、鼻も高く、いわゆるイケメン こっちに向かって歩いてくる。。”
いわゆるイケメンの時点でくずれそうになってしまいました。
~~~~~~~~~~~~
*23日(木)
宮田英夫さんのスタジオにうかがった。
日本ではじめてボサノバやブラジルの音楽を紹介して、演奏した方は渡辺貞夫さん。
ナベサダさんのバンドでフルートを吹いてらしたのが、宮田さん。
はじめておあいしたのは確か15年くらい前。
それ以来時々、喝を入れていただいている。ありがたい。
今はあまり外で演奏はされていらっしゃらないですが、レッスンはされています。
レッスン内容をおききしたところ、たぶんこんなふうにジャズやボサノバちゃんとおしえてくれる先生はそうはいないように思えました。
ジャズやボサノバ以外に、IvanLins やToninho Hortaなどの曲も題材にレッスンされている。
7月の最終土日に、宮田さんのお弟子さんの荒木三津子さんと、富士山のリリーパークで演奏する予定です。
夏、富士山のスキー場がゆりの公園になるそうです。
一面ゆり、どんなんでしょうか。
ということで、
Flor de Lis ゆりの花 /Djavanを当日演奏します。
http://www.youtube.com/watch?v=EJtdQm5H4yY
詩は、失恋の歌だけど、さびに向かって盛り上がる名曲だなあ。10年くらい前にDjavanをBlueNote東京できけたときは感激してしまいました。それからブラジルのRecifeにいったときに、ホテルの部屋でこの曲がどこからともなくバンド演奏しているのが聴こえてきました。&昔、銀座のバッカーナというシュハスコ店でもブラジル人バンドがこの曲演奏していました。
パブリックスペースなのでポピュラーな曲もとのことで、
Fly me to the moonも。http://www.youtube.com/watch?v=ixYo4lIFuRg
Astrud Gilberto のイントロをコピーしたつもりでしたが、スキャットダバダ、のリズムが違ってるのをご指摘いただきました。うっかり、うっかり。たった一音の音、リズム次第でかっこよくもなり、無粋にもなり。
宮田さんはGetz/Gilbertoの時代、N.Y.でJoaoやJobimやGetzのショウを毎日のようにみてきいていらしたそうです。
なんともうらやましいですが、和やかなムードというより、かなり神経質に演奏されていたご様子だったそうです。いい演奏は簡単でなく厳しい。
自己のバンド解散の時は最後はとっくみあいの喧嘩になったそうです。
それだけ真剣勝負だったということですね。
先人にきくべし。
ご本人に書くことすすめて頂いているので、また時々続きます。
本日は千駄木イマーゴで月例セッションです。歌われる方、演奏される方でない方も歓迎ですよ~~。その前に池袋でレッスンがあるだばだ。
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コメント
こんにちは。宜しくお願いします。以前、ジャズギターの渡辺香津美さんのライブに行った時、「渡辺さんは、中牟礼貞則さん、高柳昌行さんに教えて頂いているのですが、最初の最初にギターを習った先生はどなたですか? ラジオでハワイアンも弾く方と、伺った事もありますが」と質問すると、「宮田英夫さんと言う方です。宮田ハーモニカの宮田東峰さんの息子さんです」と。
宮田さんのお名前は渡辺貞夫さんのアルバムで拝見していました。パーカッション、ビブラフォン、フルート、テナーサックスも演奏されている。学生の頃はハーモニカだったらしいですが。
渡辺香津美さんが習ったのは、短い期間だったのかも知れません。
投稿: Log | 2022年7月29日 (金) 11時16分
コメントありがとうございます!
宮田先生は、オールマイティーにいろんな楽器を弾いてらっしゃったんですね。
渡辺さんの最初のギター師匠だったとは!
宮田ハーモニカのご子息だったので、やはりハーモニカもだったんですね。
私はフルート、ピアノとうた、のイメージでした。
かなしいお知らせですが、宮田先生は数年前に天国の住民におなりになったようです。
お知り合いの方の情報です。
穏やで繊細な音楽の先人でした。
あらためてご冥福をお祈り申し上げます。
>Logさん
>
>こんにちは。宜しくお願いします。以前、ジャズギターの渡辺香津美さんのライブに行った時、「渡辺さんは、中牟礼貞則さん、高柳昌行さんに教えて頂いているのですが、最初の最初にギターを習った先生はどなたですか? ラジオでハワイアンも弾く方と、伺った事もありますが」と質問すると、「宮田英夫さんと言う方です。宮田ハーモニカの宮田東峰さんの息子さんです」と。
>宮田さんのお名前は渡辺貞夫さんのアルバムで拝見していました。パーカッション、ビブラフォン、フルート、テナーサックスも演奏されている。学生の頃はハーモニカだったらしいですが。
>渡辺香津美さんが習ったのは、短い期間だったのかも知れません。
>
投稿: sanaenasa | 2022年8月 5日 (金) 21時11分