ビューティーサロン。
約一年ぶりに美容院に行った。
前髪は母が使っていたはさみで自分で切るから、だが、のばしっぱなしでなんとズボラダ。
街角でもらったビラを手に、いつも通り過ぎていた店のドアを開いた。
30代前半位のイケメン美容師さんに切ってもらった。
母が美容師だったからか美容室に行くと特別な感情が湧いてしまう。
修業時代が長く、就業時間も長く、好きでないと、好きでも続けるの辛抱がいる世界だ。
朝から晩までたちっぱなしで、技術は個人プレイであり、チームワーク、縦横も非常に大事にしなくてはいけない世界だし、接客業であるし。
現場での経験が頼り。
太っている暇はない。
イケメン美容師さんは、12年目、毎回が勉強で、たいへんとか難しいとか思わず、ここまで来たら楽しんで、
お客さんをいかにきれいに、かわいくするかということを考えていると。
素敵だ。
美容師だったわが母がこの世界から旅立って1年と2か月。
50年くらいずっと現役だった。
今頃になって、よいこともわるいことも、いろんな思い出が寄せては返すことがある。
はじめてパーマをしたのはたぶん幼稚園児。
中学生位から、だんだん母に切ってもらうとけんかしいしいになり、外の美容院へ初めて行ったのは大学生の時だった。
今日は近年で一番短くしてもらった。
美容師さんは、長い方が艶っぽくって切らない方がいいんじゃないかって、何度か繰り返して言った。
髪を切りに行って、そんなことあからさまに言われたのははじめてだったので、ちょっとびっくりした。
頭皮シャンプーとマッサージが気持ち良すぎてうとうとしながら、断髪式終了。
頭皮も知らぬ間にこっているようで。
切った後も、これもよいけど、しつこいようだけど長い方がよいのじゃないかなあ、のばしてまた途中でそろえに来て下さい、と。
そこまでおっしゃるならやっぱりそうなのかもなー。
今日からまたのばそう。
初対面で髪の毛を触られるという人は美容師さんくらいしかいない。
丁寧に大事に髪をあずかっている、
こういう美容師さんなら次回またリピートしてみたいと思うのでしょう~。
最終的にはお店を持ちたいんですか?と聞いたら、この店にずうっと居るからお客さんや仲間と離れたくないので、
独立は今は考えてなく、お店に、会社に恩返ししたい、とおっしゃっていました。
お客さんやお仲間や会社を大事にしている姿勢は動作にも表現されていらっしゃいました。
これから寒い冬がじわじわと来る。
熊じゃないから冬眠できませんので、首筋が寒いのでマフラーがより必須アイテムな冬になりそうだー。
ギター弾く人というより、体育会系な頭になったのだろうか。。
山登りもすることだし。
それにしてもほんとうに頭が軽い。
オブリガーダ、ビューティーサロン。
| 固定リンク | 0
「日々のあわ」カテゴリの記事
- 今年もありがとう!!(2017.12.30)
- 新年のご挨拶。(2017.01.02)
- 御礼☆平成二十七年度大晦日 西澤沙苗拝(2015.12.31)
- プラッサオンゼ。(2015.10.15)
- 山形米沢紀行。(2015.10.15)
コメント