謹賀新年。
平成二十八年 申年
あけましておめでとうございます。 Feliz ano novo!
みなさまにとってよき一年になりますように。
本年も宜しくお願いします。
今年も音楽を通してのご縁を大切にしながら、よい一年にすべく精進します。
目下の現実では、3/13に決まっているレコ発ライブができるべく、新譜の完成準備を進めて行きます。
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今年一番はじめにCDプレーヤーで聴いた音楽は、昨年9月に加藤崇之さんとレコーディングした仮CDでした。
タイトル、レコハツ記念ライブ日も決まり、あとはジャケットデザイン、歌詞カード新訳、そしてマスタリングのみとなりました。
このCDは20年近くボサノヴァ、音楽と接してきての一つの答え、集大成のようなものです。
20年近いおつきあいの加藤さんと2人だけのDUO、最高に幸せなレコーディングでした。
全曲修正のきかない一発どりであり、守りに入って危ない曲は入れるのをやめようとか、丸裸の素の自分をさらけ出す勇気がなかなか踏ん切りつかず、正直、出せるかどうかも迷いました。
恥かしさを通り越したら、なんだか開き直って居直って、まるでそれはA.C.Jobimの名曲、Desafinadoのような清々しい境地で、元旦から聞くことができました。
自分の性格からすると、減点法というか、悪い方に考えてしまう傾向も今までありましたが、なんでも長所と短所は表現のちょっとした違いかもしれないです。
ようやく20年近く音楽と接してこころに音楽が近く、融合して溶け合ってきてくれた思いが少しづつしています。いつも寄り添ってくれていたメロディーたち。
人との距離感もそうですが、音楽との距離感に悩まされたそんな時期もありました。若いころは今よりももっともっと不器用でした。でも、明らかなのは、世界には世の中には音楽がいつも手を伸ばせばあるってこと。耳をふさぎたくなるようなことがあっても、Joao やJobimはいつもそばにいてくれてるってこと。
音楽の神さまにはいつもいつも感謝なのです。
その音楽の神さまがいるとしたら、私はその音楽の神さまのしもべ、あるいは子供なのかと思います。
冬の終わりに皆さまに聴いて頂けるよう、今日も収録曲の歌詞を訳します。
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