美術
ワビサビ鉛筆画だった♪
昨日、銀座のぶしょんというワインバーで展覧会があり、うかがいました。http://r.gnavi.co.jp/g500900/
ジャズの演奏が夜入っていますが、以前私も演奏させて頂きました。
その時にはぜんぜん知りませんでしたが、オーナーさんが絵をかいてくださっていました。
ピアノの鈴木厚志さんと。
鉛筆の絵。
そのときの私の目は点だったのでしょう。
私の目は一点になっています。
見事にわびさびのきいたシンプルな絵で、サプライズでした。
昨日は1万5千円の値がついておりました。
今日の16時まで展覧会でした。
夜はワインバーです。
B2階で蔵をかかえていて、ワインの品揃えすごい!
銀座の隠れ家的な素敵なお店です。
ほぼ毎日演奏が入っていて、火曜日には私のギターの先輩&甘い素敵な歌声の吉野紀さんも出演しています。
下戸な自分ではありますが、お料理もおいしく、今度はお客で行って見たいなあ~。
小原みきさん個展。
日光の中禅寺湖畔のシェ・ホシノさんで、15年くらい前にお知り合いになった、小原みきさんの油彩個展@上野・松坂屋さんに行ってきました。
いい意味では、今よりもっと選択肢が広く、悪い意味では(?)迷いが沢山あった若い頃に出会った同年代の方が、着々とその道を歩んでいる勇姿に久しぶりに会えて、とてもうれしかった。
独特の空の色や海の色の筆使いが素敵。
中禅寺の周辺が紅葉している風景は、空まで黄色の黄金色。
一点ものの絵、ほしいなあっと思いましたが。
絵に合う家で、絵を眺めて、音楽生活したいものです。
自画像がインパクトがあり、お値段も一番高かった。7年物の作品だった。
みきさんは、宇都宮にアトリエをかまえている。
左は、案内のはがき、スペインの風景。
右は、暑中お見舞いに頂いた、手作りうちわ。
ブラジルのアート。
東京都現代美術館にまたもや行って参りました。パブリックスペースだけでも楽しめます。木場公園のお隣に位置しているので、木々の中に入っていくと森林浴を楽しめます。この美術館の建物、中も外もどこの位置からでも、隙無く絵になります。ここは平日昼に行くと、特に人口密度の低い、広い空間で深呼吸できます。都内の美術館にしては。。
今、ブラジルアートの企画展をやっています。JRでは、錦糸町駅から歩いて30~40分くらいなのですが、道中が下町の江戸風情が感じられて、ほっとします。体力試しに久々歩いてみました。記憶をたどり、動物的勘で、無事到着できて、達成感が!寒いとあったまります。
私がかつて通っていた頃とはだいぶかわっていて、よくお弁当を買いにいったお肉やさん、まだあるかなとうろちょろしたら、あった場所にはなく、がっかりしかけたところ、、近くのビルの中にテナントで入ってました。なんだかうれしくなって、肉豆腐弁当を買ってしまいました。
展示を見なくてもこの建物を見たり、木場公園を散策したり、道中の景色やら雰囲気を楽しんだり、図書館、野外彫刻やパブリックスペースをみるだけでも楽しい場所です。
そうこうしているうちに、気分的のろまな私のちょい遠足は、企画展示を観ずに、またもや時間切れ。しかし気持ちは満足してしまいました。
今度はさらにゆ~~くり、会期中にまた一日かけて行くことに決めました。
恥ずかしながら、”はい、東京都現代美術館でございます”、と電話に出ていた時代があったことがとても懐かしく、私には青春の思い出の場所でございます。
100年たてば誰もいなくなるだろうけど、こういう建物は残るのでしょうか。確か耐震性にも優れていると聞きました。
エントランスの作品、カラフルです。タイトルは、Maracomalouco。Maraco +loucoの造語でしょうか。loucoは狂気の、、とか熱中したとかいう意味です。確かにこの色の組み合わせは。
NIPPONの夏@三井記念美術館。
都会のビルの中にある美術館はオアシス。三井記念美術館に行って参りました。お江戸オフィス街の中で、安らぎのひと時を与えてくれるようなスポットでした。
開催中の企画展は、”NIPPONの夏”。江戸時代の日本の夏はどうだったのか、ちょっとタイムスリップして来ました。今年もすっかりあつ~いお江戸です。こうい時期はビアガーデン、ビールなどで暑さをうるおすのでしょうが、下戸の私は、濃厚なチョコレートアイスクリームといちごのカキ氷でしのぎました。
江戸時代はエアコンも扇風機もありません。いったいどんなふうにして暑さをしのいでいたのしょうか??っていう答えもちらっと見えた展覧会でした。展示室はちょっとクーラーききすぎってくらい冷えてましたが、大事にされている作品を見ると和み、うれしくなります。
円山応挙の瀑布図は岩にあたる滝が涼しげ、葛飾北斎の浴衣を着たS字型の美人図や喜多川歌麿の入浴しようとしている瞬間を描いた裸婦。江戸時代の夏の女性を偲ばせます。歌川広重の隅田川にかかる新大橋での夕立。それから夏のお着物。夏のお皿。夏の昆虫の小物。
それから、両国の隅田川遊びを楽しむ人々の風景を描いた作品もにぎやかで江戸情緒満載でした。江戸時代には5月28日から8月28日まで開放されていたそうです。今はとてもあの川の中で川遊びしたっていう跡形もないのが残念です。あの川で江戸時代の人たちは川遊びを楽しんでいたとは!
それから、織田有楽斎の国宝茶室の再現が常設されています。名前が如庵(ジョアンと読みます)。ジョアンと言ってもジョアン・ジルベルトではもちろんありません。禅語の打眠と書かれた掛け軸にも渋さの極みを見ました。しかし、ジョアンの世界は禅の世界に通じているとと感じたりします。
建物は壮麗、品位、簡素をキーワードに建てられた昔のビルも残してあると言うことです。古いビルを残しつつ新しく建築するのはとても難しいらしいです。古い建築がどんどんなくなっている中で、うれしいです。
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